こんな悩みを解決します。
・ラブドール愛好歴13年
・20体以上の里返りを経験
・現在6体のラブドールと同棲中
どうも、ラブドールマニアです。
ラブドールにボディメイクをつけるべきかについて解説します。
ラブドールにボディメイクをつけるべき?【結論】
まず結論からお伝えすると、TPEドールには基本的にボディメイクをつけないほうがよいです。
シリコンドールには目的によって「つける/つけない」を選ぶのが正解です。
シリコンで「つけるべき人」
以下のような方には、ボディメイクを強くおすすめします。
・写真撮影や観賞がメインの人
→陰影のある肌表現は、写真映えやポージングに圧倒的な効果があります。
・人肌のリアルな質感を求める人
→血管や乳首、関節の陰影が追加されることで、一気に「人間らしさ」がアップします。
・ブリード(油染み)をできるだけ抑えたい人
→塗膜によるコーティングが、ブリードをある程度ブロックしてくれます。
シリコンでも「つけなくてよい人」
逆に、以下のような用途であれば、ボディメイクをつけない方が扱いやすいケースもあります。
・実用メインで頻繁に触れる、抱く人
→摩擦による剥がれが起きやすく、せっかくのメイクがすぐに薄れてしまうことも。
・褐色肌や小麦肌など、メイクが映えにくいドールを選んだ人
→元の肌色が濃いと、陰影を加えても視覚的な変化が少ないため、費用対効果が低め。
・そもそもリアルさに強いこだわりがない人
→ナチュラルな外見で十分と感じる場合は、無理にボディメイクを選ばなくてもOKです。
そもそもラブドールのボディメイクとは?
ボディメイクとは、ラブドールの肌にリアルな陰影や血色感を加える“仕上げ加工”のことです。
乳首・膝・関節・血管・腹筋・肘・くびれなど、部位ごとに自然な色味や陰影を施すことで、より人間らしい見た目を再現できます。
加工の有無で「リアルさ」は別物

ボディメイクがあるだけで、次のような効果が期待できます:
・関節や筋肉の立体感が強調され、よりリアルな身体表現に
・肌に血色や陰影がつくことで、写真撮影の際の写りが格段にアップ
・顔だけでなく全身に「人間味」が加わり、ドールとしての完成度が向上
とくにシリコンドールでは、造形美とボディメイクが相まって、まるで本物の女性のような仕上がりになることも。
観賞派・撮影派には欠かせない要素です。
一方で、TPEドールでもメイクが可能ですが、耐久性の面で不安があるため慎重な検討が必要です。
ラブドールのボディメイクは落ちやすい?【素材による違い】
ボディメイクの耐久性は、素材(TPE or シリコン)によって大きく異なります。
TPEラブドール:非常に落ちやすい
TPE素材は柔らかくて触り心地がよい反面、塗料が定着しにくく、摩擦や汗・オイルで簡単にメイクが剥がれてしまいます。
・衣類の着脱や添い寝で色移り・擦れが発生しやすい
・お迎え後の洗浄やメンテナンスで色がにじんだり、落ちたりすることも
・特に乳首、関節、お腹まわりなどは摩擦で数週間~数ヶ月で薄くなるケースが多い
たとえば「ベビーオイルで拭いたら一瞬でメイクが落ちた」「洗ったら血管の陰影が消えた」といった報告もあり、実用派にとってはコスパが悪くなる場合も。
シリコンラブドール:比較的長持ち
一方、シリコン素材は塗料の定着力が高く、TPEに比べて圧倒的に落ちにくいのが特徴です。
・工場で施された塗膜タイプなら、数年単位で持つこともある
・ブリード(油のにじみ)もコーティング効果で軽減される
・日常的な添い寝、着せ替え程度では大きく剥がれない場合が多い
とはいえ、肘・膝・腹部など摩擦の多い部位では徐々に薄くなることもありますし、強い力で擦ったり、腐食性の溶液(クレンジングやアルコール)を使うと剥がれる原因になります。
TPEラブドールにボディメイクはおすすめできない理由
とにかく「落ちやすい」
TPEは塗料の定着が弱く、メイクが肌の表面に“乗っているだけ”の状態です。
そのため
・添い寝や着せ替えだけでメイクが薄れていく
・ベビーオイルや汗でにじんだり、滲んだりする
・数週間~数ヶ月で「ほぼ無くなった」という例も多数
特に乳首・関節・お腹周りなどの摩擦が多い部位は、一度の使用でも剥がれが目立つケースがあります。
コストが無駄になりやすい
多くのメーカーでは、ボディメイクはオプション扱いで5,000~20,000円程度の追加料金がかかります。
しかし、TPEドールの場合、そのメイクがすぐに落ちてしまいます。
「高いオプション料金を払ったのに、1ヶ月後には何も残っていなかった」という後悔の声も少なくありません。
シリコンラブドールのボディメイクは目的に応じて選ぼう
シリコンドールは、TPEと比べて塗料の定着力が高く、ボディメイクの持続性にも優れた素材です。
ですが、それでも「誰にとっても必要」とは限りません。
ボディメイクの有無は、使い方(観賞 or 実用)によって最適な選択が変わってきます。
用途別:ボディメイクのおすすめ度と理由
目的 | メイク推奨度 | 理由 |
---|---|---|
写真・観賞用 | ◎ 強く推奨 | 陰影・血管表現・立体感があり、写真映えが圧倒的にアップする |
実用メイン | △ 条件付き | 擦れ・摩耗で剥がれやすいため、必要な人だけでOK |
褐色系など | △ 条件付き | 肌色によってメイクが目立ちにくく、費用対効果が下がりやすい |
写真や観賞が目的なら「ぜひ付けたい」
ボディメイクの最大の魅力は、視覚的リアルさの向上です。
・関節や腹筋、乳首などに自然な陰影が生まれる
・写真撮影時の立体感や“人間らしさ”が大きくアップ
・撮影後にレタッチ不要なほどの完成度になることも
とくにRZR Doll・Art-Doll・Sino Dollなどのハイエンドメーカーでは、塗膜の質感・色彩表現が非常に優れており、モデル撮影やSNS投稿にも映える仕上がりになります。
実用が目的なら「なし」でもOK
一方、日常的に添い寝したり、プレイ目的で使うユーザーには、剥がれ・摩耗のリスクが大きなネックになります。
・肘、膝、腹部など、摩擦の多い部位から徐々に色落ちする
・擦れや汗、オイルでの劣化を気にするストレスがある
・剥がれると見た目が“まだら”になってかえってリアル感が損なわれることも
そのため、「リアルさより実用性」「気軽に触りたい」という人は、あえて付けない選択も十分アリです。
褐色肌や濃色ドールは注意
肌の色が濃いドール(褐色・小麦肌など)は、そもそも陰影が目立ちにくく、メイクの効果が薄れがちです。
そのため、褐色系ボディに高額なリアルメイクを施しても、満足度が思ったほど高くならないケースもあります。
メイクよりも造形や質感を重視した方が良い場合もあるでしょう。
ラブドールにボディメイクする意外なメリット【ブリード防止にも】
ラブドールのボディメイクといえば、「見た目のリアルさを高めるため」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
とくにシリコン製ラブドールの場合、メイクには“保護膜”としての役割があり、ブリード(オイル滲み)対策にもなるのです。
ブリードとは?
ブリードとは、ドール本体から油分(可塑剤)が染み出してくる現象のこと。
TPE素材に多く見られますが、シリコンでも長期間使えば表面にうっすらと油分がにじむことがあります。
こうしたブリードは、定期的な拭き取りやベビーパウダーで対処するのが一般的です。
しかし、実はリアルメイクを施すことでそもそもブリードしにくくなる場合があります。
メイクは「保護膜」になる
高品質なシリコンドールのリアルメイクは、シリコン塗料を極薄に重ねたコーティングのようなもの。
・表面を塗膜が覆うことで、内部からのオイル滲みをある程度防げる
・擦れや汚れに対しても“バリア”の役割を果たす
・ベビーパウダーを頻繁に使わずとも、表面のサラサラ感が長持ち
つまり、見た目だけでなく、実用面でも地味に役立つ加工だと言えます。
とはいえ万能ではない
ただし、メイク=完全にブリードを防ぐものではありません。
・メーカーによって塗膜の質が異なる
・摩擦の強い部位では剥がれて効果が薄れる
・高温多湿の保管環境ではブリードは避けられない
あくまで「ブリードを軽減する副次的な効果」として捉えるのが現実的です。
それでも、定期的な手入れの手間を減らせるという意味では、嬉しいメリットのひとつです。
ラブドールのボディメイクに関するよくある質問
ラブドールのボディメイクは自分でできる?
結論から言えば、おすすめできません。
ラブドールのメイクは、ただ絵の具を塗るような作業ではないです。
特にフルシリコン製ドールのメイクは、以下のような高度な技術が求められます。
・専用のシリコン塗料や着色材の使用
・パーツごとの色調整(乳首、陰部、血色感など)
・エアブラシやスポンジを使ったグラデーション技術
・塗布後の加熱・硬化(場合によっては必要)
これらを自分で行うのは現実的に厳しいです。
最初からメーカーでメイク済みのドールを選ぶのがベストです。
なぜTPEは落ちやすく、シリコンは落ちにくいの?
TPEとシリコンでは、そもそもメイクの方法・定着の仕組みがまったく違います。
シリコンは「塗装」のイメージです。
シリコンドールのメイクは、工場で専用塗料を吹き付けた後、オーブンで加熱乾燥させます。
この工程により、塗料が素材表面と一体化し、密着度と硬度が高まるため、簡単には落ちません。
一方で、TPEは「化粧」のイメージです。
TPE素材は、加熱に弱く溶けやすいため、オーブンで乾燥させることができません。
塗料はあくまで“表面に乗っている”だけです。
まとめ
ラブドールのオプションは何が必要?各オプションの機能と選び方
以上となります。